日本共産党県議団の代表質問②
13日に行われた代表質問の続きです。
神奈川県に台風が接近していますが、河川の氾濫など大雨による災害が全国で起こっています。
神奈川県には、相模川をはじめ多くの川がありますが、いくつかの河川では、大雨による氾濫の危険性に地域の住民は不安を抱えています。
代表質問で加藤なを子議員は、河川の改修工事の促進について質問をしました。
特に藤沢市と横浜市の境にある境川について取り上げました。
加藤なを子議員は地元藤沢市の出身でもあり、地域の住民の方からの不安の声を紹介しながら、県都市河川重点整備計画(新セイフティリバー計画)の問題点を指摘しました。
境川の河川改修総事業費は30年間で1230億円となっています。しかし、2014年の決算額は17億円、2015年は13億円で、現状のような予算の付け方では予定どおり整備が進まない状況です。早期に整備目標であるおおむね時間雨量60㎜降雨に対応した整備完了が必要です。
整備計画と連動した財政計画が必要ではないでしょうか。
私は、9月19日小雨の降る中、境川遊水地とその下流にある藤沢市民病院周辺の白旗地区を見て回りました。
いずれにしても、これだけ河川の氾濫による被害が全国で増大している以上、県としてもその対策の促進が必要です。
境川遊水地の下流。周りには田畑が広がっています。
境川遊水地の下流の白旗地区付近。遊水地付近と比べても下流の河川の幅が細いのが印象的でした。