井坂しんや
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県内の施設を視察

8月1日に続き、9日に谷が原浄水場、城山ダム、宮が瀬ダムを視察しました。

谷が原浄水場は、相模原市緑区にあり、相模川の水とともに相模湖や津久井湖からの水を浄水しています。また、合併前の津久井郡の水源も一緒に管理しています。
昭和17年から給水を開始し、当初は1万5380㎥だったものが、その後の拡張工事により、現在では、24万2800㎥の浄水能力を持っています。

http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f906/

この浄水場では、緩速ろ過方式と急速ろ過方式の二つの方式でろ過が行われています。
緩速ろ過が古い施設で薬品などを使わず、微生物の力を借りながらろ過する方式で、取水から約12時間でかかります。一方、急速濾過のほうが新しい施設で、約5時間で飲める水となります。
両方の水を試飲させてもらいましたが、明らかに水の味が違っており、私は緩速ろ過のほうがおいしく感じました。
実際家庭に届く水は、それぞれの水をブレンドさせているとのことです。

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右側が緩速ろ過の砂の層、左側が急速ろ過の砂の層です。

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 着水井。取水した水が最初に浄水場に運ばれるところ。水が勢いよく湧き出ている感じです。


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