第47回神奈川県地域人権運動連合会の大会に参加
今日は、秦野市のほうらい会館で開催された神奈川県地域人権運動連合会（神権連）の第47回定期大会に参加しました。今回の大会は終結宣言大会として神奈川県において同和問題が終息したことを宣言するという歴史的な大会でした。
神奈川県地域人権運動連合会は、1975年2月部落解放同盟正常化神奈川県連合会として結成され、49年間にわたり活動を続けてきました。
「子どもや孫の世代に部落問題を背負わせない」「私たちの時代で解決を図る」ことを念頭に置き活動を行ってきたとのことです。
部落問題については、一部の無法暴力・利権・教育破壊の活動など、間違った運動や行政のゆがみがありましたが、神権連はそれらを厳しく批判し、粘り強く運動を進めてきた歴史があります。近年、神権連の調査では県内で、出自に関する具体的な人権侵害が発生していないことから、運動の終息を迎える状況となったとのことです。
長年の運動が実ったものと思います。
このような歴史的な大会に参加できたことを心から嬉しく思います。
部落問題での取り組みは、現在の人権侵害や差別を許さないという運動の礎となるものです。
歴史的な大会に参加した一員として、今後もあらゆる人権侵害や差別を許さない運動を進めていく決意です。
これまでの神権連のみなさんの運動に敬意と感謝を述べたいと思います。
