「今、日本の周辺で何が起きているのか?」シンポジウムに参加
11月23日に原子力空母の是非を問う住民投票を成功させる会主催の基地問題シンポジウム「今、日本の周辺で何が起きているのか?」に参加しました。
講演は、リムピース編集長の頼和太郎さん。
8月28日に米原子力空母カールビンソンが横須賀に入港し、その1週間後には初めて英空母クイーンエリザベスとオランダのフリーゲート艦などが入港した。
これまでにない出来事なので、私もいったい日本周辺でどのような変化が起きているのか、米軍の今後の戦略がどうなるのかなど、多くの疑問が生じた。
この講演で、米海軍横須賀基地に最新鋭のイージス艦が新たに配備されたこと、米軍だけでなく、多くの国を巻き込んで対中国戦略に取り組み始めていること、自衛隊の空母いずもが今後どのような役割を果たすことになるのか、日米英を中心に南シナ海において大々的な軍事訓練を行い、その対抗措置として中国とロシアが一緒に艦隊行動を行っていることなど、これまで断片的だった情報がつながったような気がしました。
いずもの空母化やF35の購入など、自衛隊の装備や役割が、今までにまして米軍の戦略を補佐するものになっていること、米軍と自衛隊の一体化が進み、日本を防衛することよりも海外での軍事行動に自衛隊が参加することが着々と進められていることなどを実感しました。