井坂しんや
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事業者による佐原残土処分場の廃掃法違反の説明

以前にも書きましたが、横須賀市佐原にある残土処分場で産業廃棄物が不法投棄された件で、事業者である青木あすなろ建設が11月13日に住民説明会を開きました。

説明によると、5人が廃掃法違反で逮捕されたが、起訴されたのは産廃処理業「ラビックス」の役員・豊岡、運送業「真建材」の社長・近藤、青木あすなろ建設の現場責任者・青木の3人と両罰規定に基づいて会社としての青木あすなろ建設とのこと。12月18日に公判が開かれるとのことで、11月13日に証拠の開示が行われ、青木あすなろ建設の弁護士もこれから証拠を取り寄せ確認をするとのことでした。

真建材はこれまでに6,568台のダンプで約2万9616㎥を運び込んでいること。真建材が搬入を始めた時期からこれまでに他の会社の搬入を含めると全体で4万5046台で20万3121㎥が運びこまれていること。
11月に入り、神奈川県と横須賀市、青木あすなろ建設で今後の対応について話し合いを行い、まずは現状調査をするために11月中に調査計画書を出すことなどが説明されました。
住民からは、なぜこのようなことが起こったのか、その原因や責任について質問が出されるとともに、建設当初反対運動があり、最終的には調停をし、協定を結んだにもかかわらずこんなことになって裏切られた思いと現段階では何を言われても信用できないという意見が出されました。
また、今後の対応については、住民側でも相談するがまずは現場の見学会を行うことや調査計画書を住民に提示し、意見を求めることなどが話されました。

私も一緒に参加し、質問や意見を述べましたが、なんでこのようなことが起こったのかをはっきりさせることと今後の対応については住民の意見を最大限尊重することが大切だと思います。
今後も住民のみなさんと相談しながらしっかりと監視と対応をしていきたいと思います。

 


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