井坂しんや
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相次ぐ米軍艦船事故に対する情報公開などを求める要請

今年に入り、米海軍横須賀基地に配備されている米第7艦隊所属の艦船が相次いで事故を起こしています。
1月にはイージス巡洋艦アンティータムが座礁事故。6月にはイージス駆逐艦フィッツジェラルドがい好きでコンテナと衝突事故。8月にはイージス駆逐艦ジョン・S・マケインがシンガポール沖で衝突事故。これだけたて続けに事故を起こすことはこれまでにはなく、異常な事態となっています。
県議団や市議団は事故のたびに、はたの君枝衆議院議員を通じ、外務省、防衛省、海上保安庁などに申し入れをしていています。

今日も、議員会館に行き、外務省と防衛省に「相次ぐ米海軍のイージス艦事故に抗議し、事故原因の徹底解明と情報公開、および再発防止のための実効性ある対応を米側に要求することを求める要請」を渡し、話をしてきました。

この間何回か話をしていて本当に歯がゆいのは、新聞報道などで事故に関する報告や事故原因などがアメリカでは公開されているというのに、防衛省や外務省などには正式にそのような報告が届いていないということです。政府の要求も弱いというところはあると思いますが、それよりもアメリカや米軍が日本を軽く見ているとしか思えない対応に本当に悔しい限りです。政府には日本の代表として本当に頑張ってもらいたい。
結局、防衛省も正式に米軍から情報提供されないため自治体には、事故当初の情報提供以外は全くしていないということです。
また、防衛省や海上保安庁、運輸安全委員会などは米軍や沿岸警備隊などに対して情報提供や協力を正式に求めているのに対し、外務省はアメリカに対してどんなことを求めているのかも公表しないという態度でいることもおかしいといわざるを得ません。

米軍基地に対する考え方の違いはありますが、このような時に米軍に対して毅然とした対応をすることが求められていると思います。


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