県立ライトセンターを視察
昨日、県立ライトセンターを視察しました。
ライトセンターは、横浜市旭区の二俣川駅から歩いて15分ぐらいのところ、運転免許試験場の近くにあります。
1965年に横浜市根岸の赤十字病院内に点字図書館が設立されたことからはじまり、1974年に現在の地にライトセンターが設立され、点字図書館の移転とともに視覚障害者の支援の拠点となりました。
現在の建物は1994年に竣工し、点字図書館のほか、プールや体育館なども併設されたものとなっています。
現在、日本赤十字が指定管理者として施設の管理運営を行っています。
詳しくは、ホームページをご覧ください。
http://www.kanagawalc.o
視察に行く途中、二俣川駅を降りてすぐに白杖を持った方2人を見かけて、近くにライトセンターがあることをまず意識しました。
説明では、ライトセンターの成り立ちや日本赤十字との共同した取り組み、点字図書館の機能や役割、ボランティアの方の活動、体育センター機能の大切さなどが話されました。
また、音訳、点訳などがボランティアの方に支えられていること、ボランティアの方の研修や学習を援助していることなど多くの方の支えがあって成り立っているのだと改めて感じました。
しかし、施設の管理の問題では、やはり指定管理料の問題、運営費が削減される現状などについて懸念の声があったことも見逃せません。
福祉向上のために財政をどう使うのか、そのことが問われている状況です。今後も財政の使い方の改善のために努力したいと思います。
点字図書館の書庫。見本の点訳と音訳の現物。
点訳は一冊の本が約8冊になっていました。