本会議で初の登壇
5月22日の本会議で、早くも登壇する機会がありました。
県報第1号専決処分の承認について(神奈川県県税条例の一部を改正する条例)について反対討論をするためでした。
この県税条例の一部改正は、国の地方税法の一部改正により、法人税の実効税率が2.51%引き下げること。そして、その税収の減少分を補うために、外形標準課税を拡大する内容のものでした。
私たちは、利益を上げている企業に減税し、赤字の企業に増税になるような税制改正は、今後の日本そして、神奈川県の経済や財政にとっていいとは言えないと考えます。
税の基本は、応能負担の原則であり、利益を上げている企業がその利益に応じて負担することだと思います。この法律については、国会でも日本共産党の国会議員団が反対をしているものでした。
この議案については、総務政策常任委員会で審議されましたが、日本共産党議員団には、委員がいませんし、反対理由をちゃんと説明しなければいけないために、議員団を代表し、私が反対討論を行いました。
しかし、こんなに早く登壇する機会があるとは思っていませんでしたので登壇するときはいつになく緊張しました。反対討論の原稿を読むのが早口になってしまいましたし、周りを見る余裕もほとんどありませんでした。
まずは最初の仕事をやり遂げたという感じです。そして、少し後になって考えてみると初の登壇が本会議での質問よりは、よかったかもしれません。
とりあえず、ホッと一息です。