東日本大震災から10年 今でも思い出す2011年3月11日
2011年3月11日。東日本大震災から今日で10年。
この節目の日、今でも10年前を鮮明に思い出す。
横須賀市議会の控室でこの時を迎え、テレビから津波が押し寄せる様子と津波に車や人が飲み込まれる映像が流れた時にまさに愕然とし、テレビに向かって「早く逃げて」と叫んだことを今でも思い出す。
福島第一原発の事故、計画停電、震災の被害が収まらない中での市議会議員選挙、石巻市でのボランティア活動などなど、当時のことは忘れることができない。
岩手県大船渡市は母の出身地。今はなくなった祖母。叔母さん夫婦、いとこが暮らしている。子どものころよく訪れた思い出の地。
震災から3年後、その地を訪れた時、大きく変わっいる大船渡市に衝撃を受けた。
数年後、親戚の古希のお祝いであった叔父さんに震災当時の思いを聞いたとき、言葉にできない姿を見て、その当時の傷の深さを感じるとともにそれに気づかず、言葉を求めた私の認識の浅さ。
次から次へと思い出すことがたくさんある。
しかし、私以上に被災した方たちはたくさんの思いを抱え、今生活している。
10年の間、私たちは何をしてきたのか。10年前の震災から学んだ教訓を生かしてきたのか。今、私たちにできることは何か。改めて考える日となった。
まだまだ、10年前に学んだ教訓からやらなければならないことが多い。
自らの役割と責任の重さを再認識した日となった。