井坂しんや
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ヨコスカをよくする会のシンポジウムに参加

昨日は、午後、「ヨコスカをよくする会」のシンポジウムに参加しました。
このシンポジウムでは、横須賀市施設配置適正化計画について論議されました。昨年パブリックコメントにかけられた「横須賀市施設配置適正化計画案」の意見に対する回答などについて、パネリストから、計画案の特徴や問題点、今後の課題などの報告をいただき、次に津久井の川尻町内会の会長から万代会館の問題についての地域での取り組みを報告していただきました。

その後、質疑や意見交換が行われました。

私は、今後の課題について意見を求められたので、計画案の問題については、1つに各施設の担当部局の検討がほとんどされていないもので検討不足であること、2つに財政的な課題であると言いながら財政見通しなどの検討が不十分なことを述べました。また横須賀市の財政については、いろいろな財政指標では他都市と比較しても横須賀市の財政は特段に悪い状況ではないこと、財政調整基金が県内他都市と比較しても断トツでトップであること、一般会計の市債の内、国が責任を持たなければならない借金が増大していることなどを話しました。最初の報告をしてくれた大塩さんからは、横須賀市の財政調整基金は全国の中核市と比較しても断トツトップであることを紹介してくれました。

そして、発言の最後には、今後の取組みとして、この計画案ではダメだということを全体の問題として広めていくこと。それと同時に、まずは10年以内に廃止といわれている施設について、利用者や施設のある地域の方たちとその必要性や今後の方向性を話しながら、取り組みを進めることが必要ではないかと話をしました。

多くの方からは、住民の意見を聞くように取り組みを進めなければいけない。などの意見が出されていました。
いろいろな角度からこの計画案について話ができたのでとても有意義なものでした。
今後も情報交換をしながらそれぞれの施設についての取り組みを広げていかなければいけないと感じました。

1月31日ヨコスカをよくする会シンポ0891

報告をしてくれた津久井の川尻町内会長


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